2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ハリーポッター五年目。過去あり大きな動きありでもりだくさん。早足のウサギたちが転びまくり、着実にすすんできたカメたちのかっこよさに(読み手が)救われる巻。老いも若きも男子は危機的傾向。女子たくましい。 きっとここは物語の中ですごく重要な時期…
ハリーポッター四年目。時代の恐ろしさがいよいよ過去だけのものではなくなってくる。こわいものから目をそらしてはいけない。 発売当時はこの巻まで読んだ。先に進まなかったのは、思春期アレルギーと、ファンタジーに重さを求めていなかったのが原因。と、…
ハリーポッター三年目。両親の過去が少しずつ見えてくる。庇護者が万能でないことに気づく成長期。 最初の方でハーマイオニーの誕生日にちらりと触れるセリフがあった。そういえばハリーがもらうシーンはたっぷりあるけれど、あげるシーンはほとんどない。プ…
ハリーポッターシリーズ、二年目。差別や違いのテーマが更に鮮明。 「特別なハリー」の葛藤が、周囲の反応への戸惑いから自分自身への疑問にシフトしてきた。そうであるからといって、必ずしもそうならなくてもいい。という部分に泣きたくなる。昔は気づかな…
超男前高校生が主人公の少女漫画。 男前というか「漢」というか「おのこ」というか「アニキ」というか。 少女漫画なのに主人公がごつくて暑苦しい野郎な異色作品。 その7巻がAセク的に面白かったです。 恋愛ものなのに恋愛向きじゃない人を無視せず描いてく…
タイトル通り、心理職がセクシャルマイノリティのクライエントとかかわるための論文集。 副題がセクマイ=ゲイと性同一性障害かよ、という不安を誘う。 が、同性愛と性同一性障害に対象をしぼったのは執筆陣の経験や先行研究からきちんと書けるのはここだけ…
昔一度読んだきりだけど最近の再燃を見ていたら読みたくなった。記憶通りに面白い、優良な児童書。居場所のない子供がみいだされて居場所をみつける王道の一巻は確実に安心して読める。 自分が大人になって、著者のLGBTフレンドリーな姿勢を知った上で読むと…